進撃の巨人ゆるっと考察

はじめまして。とりあえず進撃の巨人を考察してみます。

“ED夕暮れの鳥から始祖ユミルを考察”

前回、始祖ユミルの死には何か隠された秘密があるのではとご紹介しました。

今回はその死に関してEDの夕暮れの鳥の映像を参考に考察したいと思います。

まず、作中の歴史書は捏造されたものだと伺えるような描写がありますが、

EDで嘘の歴史を視聴者に流して混乱させる理由もあまり無いと思いますし、

映像には作中でも触れられていないような部分も多くありますので、

このEDは史実を元にしたものであることを前提とします。

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まずは、大地の悪魔との契約シーンです。

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そして始祖ユミル巨人誕生。

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注目していただきたいのはこの1枚です。このEDの絵は明らかに時系列に沿った内容です。

よって、この白骨死体は始祖ユミルのものである可能性が高いと思います。

よく見ると、下半身がありません!

ジークは巨人の力が使えないように兵長に、足を切り刻まれ続けていました。

下半身がないのは、始祖ユミルが巨人の力を行使できない間に殺害された事を示してるのではないでしょうか?

さらに、王と思われる人物の前に3人の少女が泣きながら遺体の臓物を食べています。

両端には6人の男女でしょうか。

よく見ると壺が9つあります!

これは間違いなく何かの儀式だと思いますが、恐らく亡くなった始祖ユミルの力を手に入れようとして遺体の臓物を食べているのだと思います。

そして脊髄液の摂取に至り、巨人の力を継承したのではないでしょうか?

つまり、始祖ユミルが死後魂を9つに分けたとは、始祖ユミルの死体から脊髄液を摂取した人物が9人いるという事なのではないでしょうか?

そして、この3人の少女は恐らく始祖ユミルの子供であるマリア・ローゼ・シーナです。

そしてこの絵の後に、無垢の巨人たちが人々を襲い、捕食する描写が続きます。

一体、どのように始祖ユミル巨人から無垢の巨人たちの誕生に繋がったのでしょうか?

 

ここから、無垢の巨人の起源について考えたいと思います。※妄想多め

無垢の巨人になれるのは巨人の脊髄液を摂取したエルディア人だけです。

エルディア人は皆、始祖ユミルの子孫だとされています。

しかし、始祖ユミルの時代に血縁関係があるのは、上記の娘3人だけですよね。

巨人には生殖機能はありませんし、

あれだけの無垢の巨人を用意できるほど、始祖ユミルの子孫を増やすには相当な年月がかかります。

 

エルディア人とは、本当に始祖ユミルの子孫なのでしょうか?

 

前回紹介した大地の悪魔が有機生物の起源であり全ての生命と道で繋がってる存在だとすれば、

始祖ユミルにもその力の少なくとも一部が与えられているはずです。

始祖ユミルは、少なくとも指定した範囲の人間たちと道を繋ぐことができたのではないでしょうか?

始祖ユミルと道で繋がった人々で作ったのがエルディア帝国の起源なのだと思います。

始祖ユミルの死体から脊髄液を摂取した9人は、3人の娘以外は始祖ユミルの子孫ではないはずです。

しかし、道で繋がっていたため巨人の力を継承できたのではないでしょうか?

3人の娘は始祖ユミルと血縁関係なので、より巨人の力が強く継承されたのだと思います。

始祖ユミル巨人は女体です。

巨人の力が強く継承されるほど、始祖ユミル巨人の特徴も現れると思います。

女型の巨人はその名前から、男性が継承しても代々女体だと予想できます。

そして、アニが王家の末裔でないなら、叫びの能力や、硬質化など他の巨人より優れている点が目立ちます。

始祖の巨人も女型なのだと思います。

つまり、フリーダだけでなくウーリの巨人も女型だったのです。

戦鎚の巨人は唯一、巨人としての実体がありません。さらに、能力の特殊性や性能の高さも抜き出ています。

この事から、3人の娘が継承した巨人は始祖の巨人・女型の巨人・戦鎚の巨人だと思います。

ここで、9つの巨人において始祖の巨人だけ圧倒的に優れている問題に突き当たります。

元々、始祖ユミルは道を通じて、自らの巨人の力を継承する人物を決められたのではないでしょうか?

そして娘の1人にあらかじめ決めていたんだと思います。

恐らく赤子の時か、母体にいる間です。

しかし、何らかの罠にはまり下半身を切断され、巨人の力を使えない間に殺害され、

娘たちは強制的に母・始祖ユミルの臓物を食べさせられ、泣いていたんだと思います。

ユミルの呪いはそこで始まったのではないでしょうか?

無垢の巨人が標的にするのは、

人間と知性巨人です。知性巨人は人間の姿に戻れます。

無垢の巨人が存在することで、人間の数が減るのと、知性巨人の継承者の遷移が行われます。

13年の寿命でも知性巨人の継承者の遷移が促されます。

赤子継承でも同様です。

巨人の継承者指定を始祖ユミルが道を通じて行うことを、赤子継承と呼ぶのではないでしょうか?

 

どうにも、巨人のシステムの本質は知性巨人の継承者の移り変わりを促しているように思えてきました。

そして、それが始祖ユミルの呪いであり、始祖ユミルは知性巨人の継承者の中に9つの巨人をもう一度1つに戻してくれる人物を探しているのではないでしょうか。

それがエレンであり、2000年後の君ということになるのではないかと思います。。。